日本酒の分類

 

日本酒は、香りの高いタイプ、熟成 タイプ、爽快でなめらかなタイプ、コクのあるタイプがあります。

ワインと同様に、食べる料理に合わせて選ぶと日本酒の美味しさを楽しむことができます。

 

「どうして魚と日本酒は相性が良いの?」

なぜ魚と日本酒の相性が良いのかというと、日本酒が魚の持つ生臭さをなくす効果を持っているからなんです。

食材が持つ欠点をもう一つの食材で補う効果を「補完」と呼びます。

さらに、魚も日本酒もうまみが豊富な食材で、これらを合わせることでうまみの「同調」が起こります。

 

同じような風味を持つもの同士は相乗効果を生みだすため、相性が良いとされています。

寿司、刺身のねたとお酒の相性

マグロなどの赤身魚

マグロやカツオなどの赤身は脂がのっていて旨味が強いため、純米酒などがよく合います。

純米酒の米の旨味が、魚本来の旨味を引き出してくれます。

 

これ一番!  

天狗舞 純米山廃仕込み


マグロトロ、サーモンなど脂の多い部位

トロやサーモンなど脂身の多いネタにはすっきりしたお酒が合います。

特に本醸造は最も旨みを引き立ててくれます。

 

 

これ一番! 

浦霞 本仕込

 


タイやヒラメなどの白身魚

タイやヒラメなど淡白な白身魚は、ネタ本来の味を邪魔しない、スッキリとした淡麗辛口の吟醸酒がよく合います。酸味が強いタイプも。

 

これ一番!  

獺祭二割三分


タレを使ったネタや煮魚

タレの濃い味がついているネタや煮魚には、甘口の日本酒がおすすめです。甘みが強いネタの場合には日本酒も甘口のものが合います。

 

これ一番!  

鮎正宗 大吟醸 「鮎」

 


エビ

 

優しい甘みと旨味が濃い甲殻類は甘口でも辛口でも何でも合う万能なネタです。その時の気分に合わせて変えるのも良いのでは。

 

これ一番!  

久保田 千寿

 


 

炙り

 

炙りものにするネタは脂の乗ったネタが多い。そんなネタには辛口の日本酒にしましょう。炙ることによって脂の甘みが増しているので香り自体もふんわりとしたまとまりのある純米酒など米の香りを感じられるものが良いでしょう。

 

これ一番!  

陸奥八仙 純米吟醸 黒ラベル

 


特徴

日本酒の4タイプ分類

日本酒の味や香りによって以下のような分類ができます。

多種多様な日本酒がありますが、概ね4タイプに含まれます。

 

 薫酒 

主に大吟醸、吟醸 

華やかな香りと爽やかな味わいを持つ。 
風味の強い料理にはあまり向かないと言われています。どちらかと言うと、素材が生かされているあっさりとした料理と相性が良いようです。

 

相性の良い料理

・白身魚の刺身、薄造り
・烏賊及び鱚の天麩羅
・野菜の天麩羅
・生牡蠣のレモン添え
・魚の塩焼き
・茶碗蒸し

 

爽酒  

主に本醸造
清楚な香りと軽快な味わいを持つ。
広範囲にわたって料理の特性を生かします。
但し、脂っこい料理に対しては反発します。

 

相性の良い料理
・しゃぶしゃぶ
・焼き肉
・塩味の焼き鳥
・エビの塩焼き
・茶碗蒸し
・海鮮サラダ
・出汁巻玉子

 

醇酒  

主に純米酒
ふくよかな香りとコクのある味わいのを持つ。
濃い味付けのものと合います。
尚、相性の悪い組合わせは、生の魚介類で、素材のもつ味わいを消してしまます。

 

相性の良い料理
・すき焼き・しゃぶしゃぶ
・焼き肉
・魚の煮付け、照り焼き
・鰻の蒲焼き
・焼き鳥タレ
・串揚げ
・青菜のおひたし

 

熟酒  

主に熟成酒
熟成した香りと豊潤な味わいを持つ。
お酒自身に香りと味の幅があるので、料理も深い旨味とコクのある料理と調和します。

 

相性の良い料理
・鰻の蒲焼き
・串揚げ
・鯖の味噌煮
・鯛のアラ汁
・牡蠣フライ
・海老フライ
・鶏のから揚げ