血液サラサラ効果のあるナットウキナーゼは納豆のねばねばに多く含まれています。日本の朝の日課は納豆をかき混ぜることから始まります。
納豆の8つの効果!納豆の効果的な食べ方と健康効果の上がる組み合わせとは?
先ず、納豆に含まれている成分からその効能を見てゆきましょう。
納豆菌は納豆をつくるために使われる細菌になります。
納豆菌は
1.熱に強く、100℃の熱湯でも生きているほど強いです。
2. 胃酸にも強いので生きたまま腸に届きます。
発酵食品で使われる細菌は、熱や胃酸には弱いものが多いですが、納豆菌はそのどちらにも強い最強の細菌と言えます。
納豆菌を使っている納豆はこの強さが魅力でもあり、納豆が健康にいい理由にもなっています。
納豆菌の多さも納豆の健康効果を支えている要因といえるでしょう。
納豆菌は納豆100gの中に1000億個もあると言われています。
では、次に納豆の効果をそれぞれ見てゆきましょう。
まずその効果だけを書いておきますので、長い説明、その理由を知りたい方は以下の説明をご覧ください。
1. 血栓を溶かす効果
2. アンチエイジング効果
3. 血糖値の上昇を抑える効果
4. 記憶力を高める
5. ダイエット効果
6. 骨粗しょう症予防効果
7. 花粉症緩和効果
8. 免疫力アップ効果
1.血栓を溶かす効果
納豆に含まれているナットウキナーゼは、血栓を溶かしてくれる役割があります。
血栓は寝ている深夜から早朝に一番できやすいと言われています。
納豆を食べるタイミングを夕方以降にすることで、血栓の危険から身を守ることに役立つを言われています。
2.アンチエイジング
大豆にはイソフラボンが多く含まれています。
大豆イソフラボンには女性ホルモンと同じような働きをしてくれるということで注目されている栄養になります。
女性ホルモンのエストロゲンと同じような働きをすることで、更年期障害の予防などの効能が期待されています。
大豆イソフラボンには強い抗酸化作用もありますので、アンチエイジング効果も期待されています。
抗酸化作用は身体の酸化を防ぐことで老化を防ぎます。
納豆を食べることでアンチエイジングの効能も期待できるので女性にとって納豆は嬉しい食品です。
3. 血糖値の上昇を抑える
納豆は血糖値の上昇を抑えてくれる食品でもあります。
GI値は血糖値の上昇を表した数値ですが、健康面でも着目したい数値になります。
血糖値の急上昇は健康面でもいいことではありません。ご飯はGI値の高い食品と言われています。
納豆は血糖値の上昇をゆるやかにしてくれるという効能があり、血糖値の上昇を抑える効果が期待できます。
さらに脂肪の吸収をゆるやかにしてくれるという効能もありますので、太りにくいという点でも納豆のGI値が注目されています。
4. 記憶力を高める
納豆に含まれているレシチンは記憶力を高めることに役立ちます。
大豆や納豆、豆腐などの大豆製品に含まれている栄養素で、脳の栄養素とも言われています。
記憶力のアップや認知症の予防という効能が勉強に力をいれたい学生や高齢者の方など積極的に摂取したい栄養になります。
5. ダイエット効果
タンパク質は身体に欠かすことのできない栄養素で、健康的な生活を送るうえでもタンパク質は欠かせません。
またタンパク質は筋肉をつくる上でも欠かせない栄養になり、基礎代謝を高める効能があります。
基礎代謝は歳を重ねるごとに低下していってしまいます。
基礎代謝をアップすることで痩せやすい身体、太りにくい身体をつくることにつながります。
ダイエット効果も期待できますね。
6. 骨粗しょう症予防効果
ビタミンK2やカルシウムには骨粗しょう症を予防してくれるという効能が期待できます。
納豆にはこれらの栄養素も豊富に含まれています。
特にダイエット中には栄養が不足気味になってしまいます。
ダイエットをしながらも骨粗しょう症の予防をすることができますね。
7. 花粉症緩和効果
納豆のねばりには、レバンという成分が含まれています。
レバンにはアレルギー抑制作用がありますので、花粉症の緩和に効果が期待できます。
その他にも、じんましんや気管支喘息といったアレルギーに効果が期待されています。
8. 免疫力アップ効果
納豆菌の整腸作用や、大豆イソフラボンの強い抗酸化作用には免疫力をアップしてくれる効能があります。
免疫力をアップすると病気に強い身体をつくることにつながります。
納豆の食べ方
1.納豆はねばねばがたくさん出るまでぐるぐるかき混ぜます。
2.納豆アボカド 最高の組み合わせですね、健康にもお味的にも。
3.納豆バターご飯 納豆1パックにバター10g入れるだけ。ごはんがどんどん進みます。
その他、オムレツや納豆キムチなどいろいろ試してみてはいかがでしょう。